仕事で一番大切なのは、いかに自分を客観的に見られるか、だと思っています。成果を出すには、まず冷静に周辺の状況を観察し、把握する必要があります。そこから自分が本当にそこで何をやるべきかを考えなければなりません。このときに重要なのが、選択肢をたくさん出すことです。そして、それぞれの選択肢ごとに特徴をつかみ、どれをやるのか、どうやってやるのかを深く考えていく。最良の選択肢を選び、そこに全力投球する。実はこれは、まさにアメリカの研究所の手法なんですけどね。
でも、これがきちんとできれば、うまくいくと私は思っています。だから、この方法論で頭をフル稼働させてきた。最もありがちな、うまくいかないケースは、選択肢をひとつしか考えないことです。そして目の前にあることだけをやってしまって、失敗する。客観性もなければ、考え抜くこともなく、選択肢もない。それではうまくいくはずがありません。でも実は多くの人が、この失敗を繰り返してしまっているのではないかと思うんです。ついつい、そういう行動を人はしがちだからです。だからこそ改めて、成果を出すための基本原則を頭にたたき込んでおく必要がある。客観的に考え、選択肢を用意し、最良を選ぶということです。